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平屋の特徴をあげてみます。

【面積】

必要な部屋数とその部屋の面積が同じな場合

『2階建てと比べると当然なことですが建築面積が大きくなります。』

(敷地面積も広く必要になりますね。)

但し、『2階建てと比べると階段室、階段室につながる廊下が必要なくなり

延べ床面積は小さくすることができます。』

【採光、通風】

採光、通風が必要な部屋(ﾘﾋﾞﾝｸﾞ、寝室などの居室)を外周に配置するので

『採光、通風を確保しにくいスペースが建物中心に生じる』

収納やトイレ、脱衣室を中心部分に配置することや必要に応じて坪庭、トップライト、ハイサイドライト

を設けることも考えてみましょう。

【動線】

静　と　動　を分けましょう。

2階建ては一般的に2階に寝室をとることが多く

静かな空間は2階、活発な空間が1階に配置となり

必然的に静と動がわけられます。

『平屋の場合は平面的に静かな空間と活発な空間を分けることが大切です。』

平面が大きくなると『動線が複雑になりやすい』ので家事動線、通過動線を整理しましょう。

【空間的単調になりやすい】

小上がり、下げ天井、吹抜けのなどを設け

立体的に見て水平ラインのメリハリをつけるとによって空間を

演出し、より豊かな室空間となるように考えるといいです。

【安全性、利便性】

『平屋は耐震的に安全です。』

『平屋は一般的にすぐに地上にでられるので避難もしやすく安全です。』

『平屋住は事故の発生が多い階段がないので安全です。』

『移動が楽で上下階の生活音も気にする必要がありません。』当然ですがとても重要です。

【コスト】

よく平屋は高いと耳にしますがそうとは言いきれません。

先に挙げたように延床面積は小さくなります。

実際に以前積算をしたときは、平屋の方がコストがさがりました！

「子どもが成長してからは2階は使っていない…」とよく話をうかがいます。

平屋でしたらどうでしょうか？

それまでとれなかった趣味の部屋に活用したりと生活も広がりそうです。

生涯コストで考えても無駄なく使えそうです。

【まとめ】

平屋の特徴をいくつかあげてみました。

可能であれば(敷地面積から平屋で計画可能であれば)平屋をおすすめします。

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